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森村学園は1910年、明治時代の実業家、森村市左衛門によってつく られた学校です。森村市左衛門は、TOTOやノリタケなどの森村グループ の創始者で日米貿易のパイオニアでもあります。「人を育てる」ことの重 要性を悟り、多くの教育事業に私財を投じてきました。そして、晩年私邸の 一部を開放して幼稚園と小学校を開設、これが森村学園の始まりです。 創立以来「独立自営」の建学の精神と校訓「正直・親切・勤勉」の精神 は、現在に至るまで脈々と引き継がれています。
また、森村学園は現在「未来志向型教育」を推進しています。その基盤 となるのは「言語技術教育」で、2012年から取り組んでいる本校の特色 ある教育です。この言語技術教育では、つくば言語技術教育研究所と提 携しながら欧米で広く行われている母語教育を取り入れたカリキュラムを 用いて、「読む」「書く」「聞く」「話す」「考える」の5機能を鍛錬しながら言 葉の運用力を伸ばし、論理的思考力を育みます。その力は、英語習得の 土台になるだけでなく、理系教科における思考力や分析力から美術や音 楽といった教科まで、あらゆる学びに繋がっていきます。言語技術を土台 に、「外国語(英語)教育」「課題解決型(PBL)授業」を帆として、「ICT環 境」を活用しながら未来をたくましく切り拓いていく力を養うのが、この「未 来志向型教育」です。
加えて、「国際交流・多言語教育センター」が中心となり多様性や多文 化共生を日常に取り入れるプログラムの実施や日米両方の卒業資格を 取得できる「US Dual Diploma Program」の導入も進めており、日常の 学校生活を送りながら、生徒が多様 性に触れる機会を増やしたり、自身の 可能性を広げたりするための機会を設けています。
森村学園は、海外貿易を通じて日本の未来を拓いた創立者の精神を 継承しながら、さらなる前進を続けていきます。